パートナーに不倫された場合、どうしたらいい?


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不倫相手から子どもの認知を求められた時の対処法

相手側から子どもの認知を求められたら

不倫を誤解されている

不倫相手との再婚は考えておらず、あくまでも現在の婚姻関係を保ったままの不倫関係を続けている場合、避妊については十分注意するはずです。
そこで、思い当たるふしがない限りは、不倫相手が子どもの認知についての話を強気で進めてきても、すぐに要求に応じるべきではありません。
その場合はまず、必ずDNA鑑定などで血縁関係があるという証拠を提示してもらいましょう。
相手に確証がなければDNA鑑定を渋ったり、泣き落としで説得しようとしたり、最悪の場合にはあなたの奥様にばらすなどと脅してきたりする可能性がありますが、あくまで冷静な態度で、はっきりした証拠を示してもらうまでは、決して言いなりになってはいけません。
やっかいなのは、相手が両親などと一緒になって話をしてくる場合ですが、あまりにしつこい場合は弁護士を通すことを強く伝えることが大切です。
その場で軽々に認知に応じたり、あいまいにほのめかすような発言でごまかしたりなどは、絶対にしてはいけません。
また、話し合いのやりとりは全て録音しておけば、なお良いでしょう。

証拠を提出してもらえない場合

証拠を提出してもらえない場合

DNA鑑定結果などの証拠を提出しないままで認知を迫られた場合は、不倫相手に別の交際相手がいる場合が多いものです。
そのような背景からなかなか引き下がってもらえない場合には、興信所や弁護士事務所を通して、別の交際相手との交際の証拠を突きつけるのも一つの手段です。
その際にかかった費用については、弁護士を通して請求できる場合が多いので心配は要りません。
ただ、自分の子だという証拠となる判定が示され、奥様とは離婚しない方向でいくとすれば、弁護士を通じて慰謝料や養育費の協議に入るほうが賢明ではありますが、どうしても認められないというときは、不倫問題に強い弁護士に相談しましょう。
このように、認知問題は話が大きくなって遅からず周囲の知るところとなる可能性が非常に高くなるものです。
そうした事態を回避するためにも、問題が起きたらすみやかに専門家の助言を仰ぎ、早期の解決を目指してください。